福岡　株式会社ＪＳＭ パソコン用メモリ・ＵＳＢフラッシュメモリ・ＳＤカード・ＣＦカード 販売

日本人家族上海での普通の暮らし振り

インターネット関連企業を2005年に立ちあげた眞鍋　英彦（仮名）さん。
出社は、朝８時です。

　「地下鉄通勤しているのですが、７時台なら座れることはなくても満員電車と
いうことではありませんから。地下鉄に乗っている間は、『新聞晨報』
（上海の朝刊）を読んでいます。新聞は広げさえすれば、頭を使わなくても
情報が入ってきます。経済や社会、文化、芸能情報も含めて中国のことを
ざっと知るにはちょうどいい」。

　夜遅くの帰宅や交通の便の悪い場所への移動にはタクシーを使うが、なるべく
地下鉄やバス、黄浦江の渡し船など公共交通機関を利用するというのです。
小学１年の長男、幼稚園年中組の長女、２歳の次女を連れて一家で出かける時も
同様です。小さい子ども連れには席を譲ってくれることも多く、さほど面倒は
感じないそうです。バスはしょっちゅう停留所が変更するなど不便な面も
ありますが、乗りこなせるようになると街歩きも楽しくなります。

　「日本にいれば、しょっちゅうタクシーに乗ることはありませんよね。
上海のタクシーが安いからと言ってタクシーにばかり乗る生活はしたくない
のです。それは大人にとっても子どもにとってもいいことではないでしょう」
（眞鍋さん）。

　「子供には、大きくなったら上海でも一人で地下鉄やバスに乗れるような、
たくましい子たちになってほしいのです」（恭子さん）。


子どもを体力不足にさせないための住まい選び　

　住まいを探した時も、地下鉄駅に近いということが現在のマンションに決める
ポイントの１つになりました。一家が暮らすのは、発展著しい浦東新区の大型
高層マンション群の一室です。住まい選びのもう一つの決め手は、子どもの
遊び場の充実度です。

　「上海では子どもを安心して遊ばせる場所が少ないため、体力不足になる
子どもが多いと聞いていました。ですから、それなりの敷地や緑が多いところに
したいと思っていたんです。ここには、上海では珍しい砂場があるんですよ。
小さい子どもを持つ家庭にはぴったりの住まいですね。朝10時頃になると、
窓から下の砂場をのぞいて、知り合いの親子がいるかどうかを確かめて一番
下の子を連れて遊びに行くのが日課になっています」（直子さん）。

　バーベキュー場が敷地内にあるので、友人親子を招いてバーベキューパーティー
を開くこともあるというのです。子どもたちは大喜びだというが、日本ほどには
子どもの遊び場が多くない上海です。眞鍋家では週末をどのように過ごしている
のでしょうか。

　「上海にある公園はほぼ制覇しましたよ。お気に入りは、近くにある世紀公園や
乗馬もできる森林公園ですね。動物園もよく行きました。水族館にいたっては年間
パスポートも買いました。雨が降ったりして出かけるところに困った時はよく
行っていたのですが、さすがに子どもから『もう飽きた』と言われてしまいました
（苦笑）」（眞鍋さん）。

布市場でオーダースーツ

　眞鍋さんが息抜きをする場所は、茶葉市場の「天山茶城」です。なじみの店が
何軒かあり、商談が終わって時間があいた時などにぶらりと立ち寄ります。

　「『まぁ、飲んでいけよ』と店主から言われるので、30分くらい座り込んで
たわいもない話をしています」。

　日本で言うところの、気の置けないマスターのいる喫茶店のようなものでしょうか。

　上海には茶葉市場以外にも、衣類、靴、花、骨董、手芸用品、カメラ用品、
レストラン用品などさまざまな市場があり、思わぬ掘り出し物を安く買うことが
できます。眞鍋さんがよく行くのは、布市場です。年に２、３着、これまでに10数
着のスーツを作りました。当初はオーダーメイドの専門店で作っていたが、布市場
でも試してみようと思いつきました。

　「なんせ１着600元（１元＝約14円）ですから、安いですよね。何着か失敗も
しましたが、ようやく思い通りのものを作ってくれる店を見つけました。
いい店を見つけるコツは、フランス人やイタリア人の客が大声張り上げて頑張って
いる店です。彼らはこだわりがあるので要求も厳しいです。その要求に応えられる
店はいいものを作りますよ」と、指南してくれました。


好きになれば生活は楽しくなる

　マンションから徒歩15分ほどのところには、納豆など日本の食品も買える外資系
スーパーがあります。マンション内では週２回、そのスーパーの移動販売もあり
ます。一般のスーパーでは手に入りにくい日本人が好むような魚も、日本語ＯＫの
宅配サービスを利用すればいいです。上海に来た４年前よりも生活は全般的に便利
になっていますが、不安や気がかりな事もあります。

　「食の安全については、日本人の友人との間でもよく話題になります。
メラミン事件のような例もあるので、リスクを分散するために同じブランドの
ものばかりを買わないようにしています」との恭子さんの言葉に、眞鍋さんが
続けます。

　「屋台では食べないし、水にも気をつけるなど食の安全は気にしていますが、
ある程度は割り切ることも必要でしょう。それから、目の上を８針縫う程度
ならまだしも、ものすごく大きな病気になったり事故に遭った場合のことを考える
と不安を感じます」。

　丸5年となった上海生活です。目下の課題は、「世界を広くしたい」。生活に
慣れた一方で、「生活圏が固まってきた」のが不満でもあるという贅沢な悩み
です。日本にいた頃の趣味は登山とフリークライミングだったが、山のない上海
ではかなわないです。そこで眞鍋さんは昨年秋に上海国際マラソン大会に参加、
ハーフマラソンに初挑戦して完走しました。今年は、上海大会のほか日本の大会
にもチャレンジする予定だというのです。また、毎週日曜日、長男のサッカー
スクールに同行するのも楽しみの１つです。

　「韓国人チームと対戦することもあり、言葉が通じないもどかしさを息子は
感じているようです。日本人学校に通っているので、子どもにも別の世界を
作ってやりたいという気持ちがあります。私自身も、韓国人の父親たちと
親しくなることができ、一緒にサッカーをしたり酒を飲んだりしています」。

　車を買って、郊外へ家族を連れて行くことも考え始めているそうです。

　異国での暮らしを楽しむコツは？最後にそう尋ねたら、恭子さんが言いました。

　「中国の人は感情が豊かで、良くも悪くも子どもっぽいところがありますよね。
生活していればいい時ばかりでなく、嫌なこともあり、私の気持ちにも波はあり
ます。でも、外国人である以上“住まわせてもらっている”という気持ちは
忘れないようにしたいと思っています」。

　そして「上海を好きになることですよね」と夫妻は口をそろえました。

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いかがでしょうか？日本人の上海暮らし、極普通の暮らしの中には楽しみヒントを
頂きました。逆に上海人日本での暮らし、楽しみ方、上海の人たちにもとても興味
あります。お互いに交流を深めましょう。理解し合いましょう。

前回もたくさんコメントを頂いて、本当にありがとうございます。心と心を
通わせる瞬間でした。一言でもとても勇気付けになります。書く力にもなって
おります。ぜひ皆様と一緒にシェアしたいです。

「いつも楽しいメルマガをありがとうございます。
なかなか返信も出来ずに申し訳ありません。
今回の記事にありました「・・・タクシーのドライバーも『景気、悪いんだよ』
と言いますが、楽しそうに話します。気持ちが折れていないというか、やれる
ことからやって いけばいいじゃないか、そんなふうに楽天的なところはいいなと
思うし、自分にも合っています」。というくだり・・・
いいですね。こういう感覚を大陸的と言うのでしょうか？
すぐに閉塞感につぶされそうになる島国根性を捨て、もっとおおらかにいろいろな
障害を乗り越えて行きたいものです。」　　　　　　福岡　S.T様

「大都会、上海　!!
　人口が密集した都市には莫大な消費が生まれます。そこにはまた多くの異なる
価値観が存在します。
　上海人は毎日の生活に満足しているだろうか?
それぞれの価値観を満たす商品とサービスは万全だろうか？
上海人が自分では気づかない欲求があるのではないだろうか?
　私は現在上海について、このようなことに関心を持っています。」福岡 H.J 様

「数字が重なる日に意味を込め、お祝いするのは中国から教えてもらった「知恵」
ですね。古来から様々な「知恵」や「文化」を教わって、日本流に消化し、昇華
させて、すっかり生活に馴染ませています。
日本と中国の関係は、長い長い歴史を通して、切っても切れない強い絆で結ばれて
います。今の時代を生きる我々の責任で、創り上げなければいけない「日中関係の
絆」に取り組んでいきたいですね。」福岡　H.K 様

「日本は、今の中国から学ぶことは殆んどないと思いますが、中国は日本から
学ぶべき点がたくさんあるようです。隣国同士、お互いに手と取って仲良く
しなくてはなりません。」福岡　M.K 様

「いつもメール有難うございます。私達の甥が５歳になり、上海の幼稚園に通って
いて、今年から日本の東京に帰ってくる事になったのですが、日本語を忘れてしま
い、今からが大変みたいです。私達も何時か上海に行きたいと家内と話していま
す。」福岡 K.K 様

「さて、話がそれましたが、今回の内容を読んで、上海は
あれほど発展し忙しい町なのに、日本と比べストレスが
少ないのはなぜなのでしょう？
日本で感じる「強迫観念」のようなものを感じないのは
なぜなのでしょう？その差を誰か教えてくれない？と思っています。」福岡 K.H 様

「今週のマルマガも読んでいて親子の絆をより深めて
日々地域の方とも交流を持ち、自然体で楽しんだ日々を送ってある事に、思わず
「恵美」がでましたよ。「メモリはキングストン」と心で謙虚にささやくところも
静ちゃんらしく！受けましたね。ほほえましい光景が目に浮かぶ笑いから入った
今日は、さてどんな楽しい事ができるかしら？！それこそワクワク人生で活きて
感謝しての繰り返しでありたいですね。」福岡　O.R 様

「「メモリはキングストン」のＣＭが出来ました際には、ぜひＫＢＣをよろしく
お願いします。　　　　　　　　　福岡　S.T 様

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最後まで読んで頂いて本当にありがとうございました。

いつも応援していただいて、本当にありがとうございます。

また次回の楽しみです。よろしくお願いします。

ブログも始めました。どうぞ遊びにきてください。

http://jsm2009.yoka-yoka.jp/

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